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こんにちはkouです
僕は現在、東京医科歯科大学の医学部に通っています
そんな僕ですが医科歯科に順調に合格できたわけではありません
センター試験で大失敗をし、医科歯科の合格可能性は絶望のE判定‼︎
そんな状況から医科歯科の医学部に合格した体験談についてお話しします
この経験を通して大学に合格するのに本当に必要な力とは何かについても触れていきます
医科歯科の各科目の対策法についてはこちらの記事で詳しく解説しています‼【最新】東京医科歯科大学全科目の徹底対策‼医科歯科生が教える必勝法‼【完全版】
目次
E判定から医学部に逆転合格‼︎
受験前の僕の立ち位置
まずは受験前の僕の成績についてお話しします
医科歯科の判定は駿台や河合塾の記述模試では基本的にD判定かE判定、よくできた時でもC判定が限界でした
僕が以前ある予備校で見たデータで、医科歯科の合格者が模試で取った最高の判定はA判定、B判定を合わせて7割近い数字だったと思います(うろ覚えなのでご了承ください)
どんなによくてもC判定の自分が合格するのは結構厳しいんだなと感じていました
しかしこれは記述模試の判定です
マーク模試については違います
僕の時はセンター試験だったので多少の違いはあると思いますが参考にはなると思います
マーク模試では基本的にB判定、C判定、あと数点でA判定という時もありました
マーク模試を受けるとセンター本番で取れるであろう予想得点というものがあるのですが、僕の場合、得点率で93〜94%といったところでした
個人的にはマーク形式の問題には自信があったのです
そのため、比較的得意なセンター試験で高得点を取り、二次試験の得点はそこそこに逃げ切ろうという作戦を立てていました
センター試験
上記のようにセンター試験には自信があり、対策も完璧と思えるほどに仕上げていました
そして迎えたセンター試験
結論から言うと得点率は85%
一見、高いじゃん、嫌味かよ、と思った方もいるかも知れませんが、医科歯科に合格しようと思うと圧倒的に点数が低いのです
東京医科歯科大学、医学部医学科の合格者のセンター試験得点率平均は約90%です
また駿台から出ていた情報だと、昨年度の医科歯科に合格した人のセンター得点率は87%
つまり僕の85%よりも低い点数で合格した人はいなかったのです
センター試験に自信があった分、この出来は非常にショックでした
医学部を目指し始めたときからずっと志望校にしていた東京医科歯科大学を諦めるしか無いのかと思うととても辛かったです
結局は言い訳になるので言いたくありませんが、とても緊張してしまいました
特に理科の時は緊張で頭が真っ白になり何も考えられなくなりました
そんなの言い訳にすぎず、それも含めて実力だと思っています
センター試験を終えて
センター試験を終えた翌日には高校に登校し、自己採点を報告しなければいけませんでした
同級生も、僕がマーク模試の成績がよく、センター形式の問題が得意なことは知っていたので、どうだったと聞いてきた時に85%と伝えると、驚かれるとともに何か申し訳なさそうな顔をされました
先生にも「そうか」とだけ言われて医科歯科は厳しいかなと感じました(教師なら気の利いたこと言えよ○田‼︎、と思いました)
自己採点を各予備校に送ると全国から集めた情報をもとに判定が出ます
僕の場合、もちろんE判定
わかっていたことですが、やっぱりショックでした
国立出願
センター試験を終えると比較的すぐに国立の出願を出さなければいけません
とても悩みに悩んだ末に、昔から思い続けていた東京医科歯科大学に出願しました
また、後期に関してはセンター試験の出来が悪く、足切りに引っかかるためどこにも出願しませんでした
この時の思い
センター試験でリードして勝ち逃げすると言う当初との予定と全く異なった状況になり、正直な話、出願はしたものの医科歯科は無理だと心の中で思っていました
センターには絶対の自信があり、二次力には自信のなかった僕は半分諦めてしまっていたのです
私立入試、国立二次に向けて
いつまでも落ち込んでいてもしょうがないと思い、医科歯科が無理なら私立に合格しようと思い、私立入試に向けて勉強を始めました
私立といって簡単に入れるわけもなく、特に僕の場合、受験したのは
順天堂大学
東京慈恵会医科大学
慶應義塾大学医学部
の3校でした
これらは私立医学部のトップの難しさを誇り、医科歯科同様、模試でC判定より上は取ったことがありませんでした
それでも絶対受かってやると思い、問題演習や、過去問演習を頑張りました
今では偉そうに勉強のやり方などを解説している僕ですが、昔は偏差値は50を切ることもありました。そんな僕が医科歯科に現役合格できたのは正しい勉強法を知ることができたから。偏差値に伸び悩んでいる人は是非ご覧ください!
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いざ、受験
2月に入り、私立の入試が始まりました
順天堂大学
最初の受験校は順天堂大学でした
順天堂は受験生が非常に多く、幕張メッセを貸し切って行われます
会場につくなり、その受験生の多さに驚き、この中の数十人しか受からないのかと思うと難しい戦いだなと思いました
しかし、試験が始まると不思議と緊張はせず、むしろ楽しくなってきました
そして試験を終えて率直に受かったなと感じました
受かったからこそ言えるといえばそこまでですが、終わった段階でそれなりに手応えはありました
結果、一次試験は合格しており、二時試験も何とか乗り越え合格しました
東京慈恵会医科大学
順天の次は慈恵です
順天堂の合格発表こそまだですが手応え的に受かったと思っていた僕はこのまま慈恵も受かるのではないかと不思議と自信がありました
この時もまた、緊張はせず自分の実力を出し切れたと思っています
しかし順天堂の時ほどの受かった自信はなく、もしかしたら受かるかも、という感じでした
心境の変化
順天堂、慈恵と受験を終えて自分で言うのもなんですが波に乗っていました
そのうち、もしかしたら自分は結構、二次力があるのではないかと思い始めました
そうなると諦めかけていた医科歯科にも希望が見え始める
そしたらやはり医科歯科に行きたいとい思いが強くなり絶対医科歯科に受かってみせる誓いました
慶應義塾大学医学部
国立の二次試験の一週間前には慶應医学部の入試がありました
慶應の医学部となると東大理Ⅲと並ぶ最難関で、受かればラッキー程度に思っていました
調子は悪くなかったものの慶應医学部には合格できませんでした
東京医科歯科大学
いよいよ医科歯科の受験です
ここまで医科歯科を思い続け、対策もしてきた、絶対受かってやると臨みました
ここでもやはり緊張はせず自分の実力を出し切れました
それどころか今までの過去問演習の中で一番できたと思うぐらいでした
運が良かったのかどうかはわかりませんが、これだけできて受からなければあと何年勉強しようと医科歯科には受かることはできないだろうなと感じるほどでした
医科歯科合格発表の日‼︎
待ちに待った合格発表の日
その日はなんと友達の家に数人で泊まりで遊んでいました
僕ともう1人その日に合格発表の友達がおり、みんなで合格発表を見ることになりました
合格者の受験番号一覧を見て、自分の受験番号を見つけた時は本当に嬉しかったです
今思えば本当に受かって良かったと思っています
E判定で受かる可能性が低く、楽しい雰囲気が台無しになるところでした
またもう1人も合格しており本当によかったです
少しまとめます
このように僕の医科歯科合格までの道のりは決して容易なものではありませんでした
またセンター試験E判定という絶望的状況から逆転できたのは本当に良かったです
でもこの逆転劇を奇跡という言葉では終わらせたくありません
運が良かったというのもあるでしょうが、僕の実力もあると思います(そう信じていますw)
僕なりにこの経験を分析し、大学合格に向けて本当に必要な事はなんなのか考えました
合格するために本当に必要なのは?
僕が思うに本当に必要なのは強いメンタルだと思います
なんだ精神論かよと思うかもしれません
僕も精神論はあまり好きではありません
実際、勉強法なども独自に研究し、効率の良い勉強を心がけていましたし、今現在はそれをご紹介しています
そういった、正しい勉強、効率の良い勉強を重ねた上で(これなしではメンタルだけ強くても意味がありません)、最後はメンタルの強さだと思います
センター試験から学んだこと
僕がセンター試験を失敗した原因として緊張ということを挙げましたが、それは結局は言い訳です
なぜ、センター試験ができなかったのかというと、僕が自分のことを過信していたからです
よく、自信と過信は違うぞと言いますがまさにこれだと思います
マーク模試ができていたのは事実でそれはいいことですがそれゆえにこの悲劇を生んだのだと思います
最後の追い込みの段階で、周りには完璧すぎてやることがないよ〜などといっていました
このように最後の爪が甘かったのは僕が過信をしていたからです
また、マーク模試が良かった分、本番中に少しできなくて焦ってしまい悪循環に陥っていました
それを一言で表すと緊張ということになりますが、根底にあるのは僕の過信です
それなりの実力はあったのにも関わらずセンターで失敗したのはメンタルの問題が大きいと思います
逆転合格から学んだこと
ではどうして私立の難関医学部に合格、E判定から医科歯科に逆転合格できたのかについて考えていきます
当初より自分の中に受験なんて余裕という思いがありました
しかしその余裕はセンター試験で崩れ落ちました
その時は苦しかったもののセンターの失敗があったからこそ合格できたと思っています
過信を捨て、挑戦者なんだという気持ちで1日1日の勉強に取り組み、対策も最後まで油断せずにやりました
入試本番も挑戦者だという気持ちで、絶対受かってやるという気合いで臨みました
その結果、緊張せずに自分の実力、もしくはそれ以上の力を出すことができました
メンタルの重要性
以上のように受験を振り返ってやはりメンタルが大事だなと感じました
医学部に行きたい‼︎医科歯科に合格したい‼︎という強い気持ちが勉強に真剣に取り組むやる気にもなり、受験本番で自分の実力以上の力を出す源なのではないでしょうか
まとめ
以上、E判定からの逆転合格について紹介してきました
E判定からの逆転劇はこちらの記事でも詳しく解説しています‼【合格体験記】E判定から医学部に逆転合格!?現役医大生が明かす医学部受験の全貌!!
正しい勉強をした上で強い気持ちを持って諦めなければきっと受かります
頑張ってください‼︎
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