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医科歯科物理の対策
基礎情報
試験時間:120分(理科に科目合わせて)
配点:120点(1科目当たり60点)
傾向
大問構成は例年2問(2018年度入試は3問)
医学科は全ての問題に取り組みます
特に医学科用の大問の最終問題は難問であることが多くよっぽど物理が得意であるような人でなければ完答は難しいでしょう
解答は基本的に記述式で途中の考え方なども答えさせる問題です
またグラフを書かせる問題も多く出題されているので注意が必要です
出題内容は基本的には力学から一題、電磁気・波動から一題ということが多いです
近年では原子物理が数年おきに出題されているので原子物理の対策もしなければいけません
数値計算よりも文字式による計算が主で、書き間違えなどには十分に気をつけたい
難易度
医学科専用の問題が用意されているなど難易度は高いと思っていいでしょう
ただし、大問の前半は比較的易しい問題もあり解ける問題をどこまで落とさないかが勝負の分かれ目になると思います
小問に細分化されており、誘導形式となっているので誘導の意味をしっかり理解し乗ることができればスラスラと解くことができます
化学と異なり、問題自体は見たことのある問題を難しくしたような問題が多く、全くの所見の問題が出題されるという印象は薄いです
そのため、どれだけ問題演習で培ってきた力を応用することができるかが問われています
解答の作り方
答案用紙はB4サイズで基本的に記述式の答案となっています
化学と同様、答案を書くスペースが広いわけではないので必要なことを簡潔にまとめることが求められます
途中の計算式や考え方を簡潔にまとめ、減点されないような解答を作るのは結構大変なので過去問演習の段階から記述式の問題には意識的に取り組むようにしましょう
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医科歯科物理の対策法
先に述べたとおり、全くの初見の問題が出されることは少ないので、原理をしっかり押さえて応用することのできる力を身につけていくことが大切です
そのため、あまり難しすぎる問題集は使う必要はないでしょう
むしろ、蛇足で時間の無駄です
以下にあげる参考書・問題集は実際に僕が使っていたものでこれだけで医科歯科の物理を突破するには十分な実力が付きます
名門の森
※Amazonサイトより引用、クリックでAmazonサイトに飛びます
物理のしっかりとした力をつけるには何よりも名門の森がおすすめです
名門の森は定番の問題を通して物理現象を根本から理解して、応用の効く解き方や考え方を身につけることができるので医科歯科物理の勉強にはもってこいの参考書です
名門の森は解説がしっかりしているのでその解説を読むだけでもとても勉強になります
そのため僕は名門の森の解説だけを何回も何回も繰り返し読むということをしていました
そうすることで物理の問題の考え方や解き方というものを自然と分かるようになってきます
とてもおすすめです
物理重要問題集
※Amazonサイトより引用、クリックでAmazonサイトに飛びます
名門の森で物理の実力をつけたら重要問題集で問題演習を積みましょう
医科歯科の物理は文字式による計算がほとんどです
また小問がそれぞれ関係しているので文字の書き間違えなどによって大失点を起こしかねません
ですから、文字式の計算に慣れるためにも重要問題集で演習を積むことが大切になってきます
重要問題集は良くも悪くも汚い値が出てくるのでそのような問題をこなすことでそう言った問題への対応力が身につきます
過去問演習
過去問演習は必ずやりましょう
また過去問をやる時は理科2科目合わせて行い、必ず時間を測ってやりましょう
理科の難しいところは時間配分です
1科目に時間をかけすぎるともう1科目の時間がなくなってしまうので注意が必要です
難しい問題に時間を割きすぎるよりもう1科目の簡単な問題を確実に得点した方がいいです
その練習のためにも過去問演習は時間を測って2科目合わせて行います
また問題は印刷してやることを強くお勧めします
過去問の印刷には東進の過去問データベースがおすすめです
これは簡単な登録をするだけで、全国の大学の過去問が結構古い年度のものから無料で閲覧・印刷が無料でし放題です
これを使って問題を紙に印刷して過去問演習に取り組みましょう
余白の使い方なども合わせて過去問演習です
できる限り本番に近い形でやることで効果が上がります
次ページでは対策が難しい面接試験について徹底解説‼
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