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こんにちはkouです
今回は慈恵の小論文対策についてお話しします
僕は現在、東京医科歯科大学の医学部に通っています
受験時、国立の医科歯科と併願で慈恵にも出願しており、合格をもらっています
慈恵の小論文は他の医学部の小論文のそれとは大きく形式が異なります
そんな特殊な慈恵の小論文を突破するにはそれ相応の対策が必要です
この記事ではそんな慈恵の小論文の形式や書き方のテンプレ、対策の仕方、コツなどを詳しく解説していきます
慈恵の各科目の対策法についてはこちらの記事で徹底解説しています‼東京慈恵会医科大学の完全攻略‼各科目の対策法と合格のための勉強法【保存版】
目次
慈恵の小論文対策!とにかく深掘りしていこう!
慈恵の小論文の形式
先に少し触れた通り慈恵の小論文の形式は少し特殊です
今、この記事を読んでいる方の中で、知っている方もいると思います
結論から言うと慈恵の小論文の一番の特徴はとにかく字数が多いことです
では1から少しずつ説明していきます
慈恵の小論文はちょっとした文章が与えられ、それを読んであなたが思うことを書けという形式の出題です
ここまでは他の医学部の小論文と同様のいたって一般的な小論文です
しかし慈恵が特殊なのはその字数制限です
一般的な医学部の小論文ではその字数は数百字程度のことがほとんどです
しかし慈恵の小論文では1200字以上2400字以内に設定されています
この字数は聞いただけでも多いと思うはずですし、実際に書こうと思うと想像以上に多くて、初めて取り組む時にはきっと字数が全く足りなくなってしまうでしょう
また最低字数が1200字以上といえど1200字書けば良いと言うことではありません
おそらく合格している人のほとんどは2000字以上は書いているはずです
実際、僕も2200字書き上げました
字数だけが全てではありませんが、正解のない小論文で点数をつけるためには字数も採点項目の一つと考えるのが普通です
ではどうやって慈恵の膨大な小論文問題を書き上げることができるのでしょうか
慈恵小論文を突破するための対策
上記で慈恵の字数制限の特徴はよくわかっていただけたと思います
ここからはそんな慈恵の小論文をクリアするための対策の仕方についてお話しします
まず、慈恵も含む、医学部の小論文の書き方について説明します
どんなタイプの小論文であっても次のように書くことができれば確実に得点することができます
主張
↓
理由・具体例
↓
言い換えた主張の繰り返し、まとめ
これが小論文の書き方のテンプレです
英作文の書き方と全く同じです
医学部の小論文の書き方についてはこちらの記事でより詳しく解説しているのでぜひご覧ください!
慈恵の小論文を書くときもこの形は変わらず有効です
ではこの形をどう用いて字数を増やしていくか説明します
慈恵の小論文の書き方テンプレを紹介
大元の構造は先の書き方と変わらないのですが、それを少し改良して書くことで簡単に字数を増やすことができます
まず、その小論文で語りたい内容の最も大きな主張を書きます(これをここでは大見出しとします)
そしてその大見出しを少し小さい主張に細分化します(小見出し)
その後、それぞれの小見出しを主張として理由・具体例→まとめといういつものテンプレの形に持っていきます
少しまとめると次のようになります
大見出し(自分が最も言いたいこと)
↓
小見出し①(言いたいこと①)
↓
理由・具体例
↓
小見出しについてのまとめ
↓
小見出し②(言いたいこと②)
↓
理由・具体例
↓
小見出しについてのまとめ
↓
(字数によって繰り返し)
↓
大見出しについてのまとめ
このテンプレ通りに書くことでしっかり論理だった文章を書くことができます
注目して欲しいのは各小見出し部分について先に説明した
主張→理由・具体例→まとめ
という形でかけており、さらに、小見出しについての部分をまとめて大見出しに関する理由・具体例という形になっていることがわかりますか
細かく見ても、大きく捉えても常に
主張→理由・具体例→まとめ
の形で書かれていることがわかるはずです
慈恵の小論文のコツ
慈恵の小論文の書き方のテンプレはわかっていただけたと思います
ここからはそのテンプレに沿って書いていく上で字数を増やすコツを紹介します
結論から言うと字数を増やすのに有効なポイントは理由・具体例の部分です
理由・具体例の部分で字数を稼ぐメリットは次のようになります
・具体例は身近なことで良いので書きやすい
・理由の数を増やすことができる
・よくわからないテーマでも具体例の部分で自分の書きやすい内容に引っ張ることができる
これらが理由・具体例の部分で字数を稼ぐメリットです
この理由・具体例の部分でどこまで話を広げることができるかがポイントです
注意すべきこと
それは小見出しを増やしすぎないことです
理由・具体例の部分で字数を稼ぐんじゃなくて小見出しを増やせば良いのではと思った方もいるのではないでしょうか
これはやめてください
小見出しを増やすと言うことは書くべき自分の言いたいことが増えると言うことであり、それは最初の大見出しのテーマから離れる可能性が高まります
あくまで小論文は小さな論文です
つまり論理だった文章を書かなければならず、話が逸れることは絶対に避けなければならないことで、減点の対象にもなりかねません
その反面、理由・具体例ではあくまで自分の経験などを書くのでテーマから少し離れる程度は何の問題もありません(もちろん全く関係ないことを書いてはいけませんが…)
慈恵の小論文の勉強法
一般的な医学部の小論文で少し練習をしたら慈恵の過去問に取り組みましょう
小論文の過去問を探すのは大変かもしれませんが、ネットで頑張って探すか、学校の先生や予備校の人に聞くなどしてなんとか手に入れましょう
そして、過去問を手に入れたら、“主張→理由・具体例→まとめ”のテンプレに即して文章構造を作り、理由・具体例の部分で字数を稼ぐように書くことを意識して取り組んでください
こうすることで確実に、慈恵の小論文は突破することができます
まとめ
以上、慈恵の小論文の対策について紹介してきました
慈恵の小論文は大変かもしれませんが、しっかり対策することできっと突破できます
頑張ってください!
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